サロン集客において、LINE予約は「予約導線」と「リピート導線」を同時に設計できる仕組みです。電話対応を減らし、顧客接点を増やし、自社リストを育てる基盤となります。
本記事では、美容サロン向けに厳選したLINE予約システムを比較し、失敗しない選び方まで解説します。
小規模サロンでLINE予約を本格運用するなら
LINE予約なら「リピッテBEAUTY」
サロンにとって、LINEと予約システムは、利便性だけでく、新規顧客を獲得するにあたって重要です。
私は、店舗集客を専門に、1500店舗以上の店舗サイト・集客支援に携わってきましたが、サロンに合った予約システムの選定をしなければ、中途半端に使いこなせず解約に進むサロンを多く見てきました。
そのため、長期的に運用できる予約システムと、ユーザーへ訴求がしやすいLINEとの組み合わせはとくに重要です。
LINE予約システムを選ぶ結論
忙しい方向けに結論をまとめます。
- 個人〜小規模でLINE中心に回すなら「リピッテ」
- 決済や会計まで一体化したいなら「Square予約」
- 無料から始めたいなら「STORES予約」
迷った場合は「運用目的」と「今の予約件数」で決めると失敗しません。

小規模サロンでLINE予約を本格運用するなら
・予約自動化
・来店周期フォロー
・顧客リストの資産化
「リピッテ」で最大限、運用できるでしょう。
直近1年でお問い合わせ数が「2倍以上に増加」しており、一人予約が取れればもとの取れる料金体系となっています
無料で使い心地を確認できます。
LINE予約システム比較表(料金・機能・向いている人)
| サービス名 | 月額目安 | LINE連携 | 主な特徴 | 向いているサロン |
|---|---|---|---|---|
| リピッテ | 約2,000円〜 | LINE予約特化・リマインド自動化 | 個人〜中規模 | |
| Square予約 | 無料〜 | 決済連携が強い・会計一体管理 | キャッシュレス重視 | |
| STORES予約 | 無料〜 | 予約・決済・顧客管理が一体 | 初期費用を抑えたい | |
| RESERVA | 無料〜 | 多業種対応・無料プランあり | 初導入向け | |
| BeautyMerit | 要問合せ | POS連携・売上分析 | 多店舗 | |
| tol | 無料〜 | シンプル設計 | 個人サロン | |
| Airリザーブ | 無料〜 | 操作が簡単 | 基本機能で十分な店舗 |
※料金はプランにより変動します。

LINE連携のできるBeautyMeritは、予約システムでは、最も多機能なシステムです。網羅的に活用できれば、すごく良いシステムですが、ランニングコストは高いため、うまく活用出来ずに解約されるサロンも多い傾向です。
私が、これまで店鋪集客を行ってきましたが、よくある勘違いについて紹介します。
多くのサロンでは、予約システムを導入すれば、新規集客もできると考えているサロンオーナーさんが大半です。
しかし、現状は違います。
予約システムの役割は、1回目の来店以降、2回目の来店などリピート率を上げることに強みをもったシステムです。そのため新規集客は、MEO対策やインスタグラム広告などといった集客に特化した施策が別途必要となります。
あくまで、予約の窓口をポータルサイトとは別に持つ、もしくは、予約窓口がない場合の受け皿として利用することをおすすめします。
この点が、とくに勘違いされている方が多いため、予約システムは、ランニングコストを最小限に抑えたシステムを選ぶことが望ましいです。
LINE予約導入を検討している方は、以下の記事も参考になります。
・美容サロンがLINE予約を導入するメリット
・ホットペッパー依存から抜け出す方法
おすすめLINE予約システム
リピッテ
リピッテは、美容サロン向けに設計されたLINE予約特化型システムです。LINE公式アカウントと連携し、予約受付から顧客管理、リマインド配信まで一元管理できます。
特徴は「来店周期に合わせたフォロー設計」です。施術後〇日後に自動メッセージを送る設定ができるため、リピート施策を仕組み化できます。個人サロンでも扱いやすい管理画面も評価されています。
ホットペッパー依存から抜け出し、自社リストを育てたいサロンに向いています。LINEを中心に売上を積み上げたい場合、有力な選択肢です。

ランニングコストを抑えたLINE予約システムでは、「リピッテ」は重宝します。
ホットペッパービューティーのような予約設計になっており、シンプルな設計のため、パソコン知識に自信がない方にもおすすめです。
Square予約
Square予約は、決済機能と連動した予約システムです。オンライン事前決済や当日キャッシュレス決済と連携し、会計管理までまとめて行えます。
予約管理だけでなく、売上データの可視化も可能です。レジ機能との統合により、会計業務の効率化につながります。
決済導線を強化したい店舗や、無断キャンセル対策として事前決済を導入したいサロンに適しています。月額無料プランもあり、導入ハードルは比較的低めです。

「リピッテ」と並び、ランニングコストを抑えた導入に向いています。
LINEとの連携は「リピッテ」より劣りますが、GoogleビジネスプロフィールにGoogle予約のリンクを設置できます。
ユーザーの視覚的に、近隣店鋪と差別化できるため、MEO対策を強化したい方には向いています。
無料で操作性や使い心地を確認できます。
予約システムの無料お試しはこちらSTORES予約
STORES予約は、無料プランから利用できる予約管理サービスです。LINE連携、オンライン決済、顧客管理が一体化しています。
シンプルなUIで、初めて予約システムを導入するサロンでも扱いやすい設計です。ネット予約を中心に運用したい場合に相性が良いです。
有料プランへ移行すると機能が拡張されます。段階的に拡張したい店舗に向いています。
LINE予約導入のメリット
LINE予約導入のメリットについてまとめましたので紹介します。

当然ながらLINE予約を導入しても新規顧客は増えません。
別途、新規集客の対策が必要ですが、LINE予約導線を作ることで下記のようなメリットがあります。
詳しく見ていきましょう。
- 予約ハードルを下げられる
顧客が日常的に使うLINE上で予約が完結します。電話が苦手な層も取り込みやすくなります - リピート導線を作れる
来店後フォローや周期メッセージ配信を自動化できます。再来店のきっかけを自然に設計できます - 業務負担を軽減できる
予約受付、確認連絡、リマインドを自動化可能です。少人数サロンほど効果を実感しやすい傾向です - 広告依存から抜け出せる
LINE登録者は自社資産です。媒体に頼らない集客基盤を構築できます
LINE予約のデメリットと注意点
LINE予約のメリットだけでなくデメリットや注意点についても把握して利用をおすすめします。

高めのランニングコストが発生する予約システムの場合、初期設定には時間がかかります。導入サポートが必要な場合も・・・
本記事で紹介する「リピッテ」「Square予約」は、シンプルな設定画面のため、下記の注意点でデメリットに感じる方は少ない印象です。
私のお客様でも、「SNSで投稿が苦手」といった方も上記システムを活用できていますので安心してください。
- 初期設定に時間がかかる
メニュー設計や配信設定を丁寧に行う必要があります - スタッフ教育が必要
管理画面操作や返信ルールを統一しなければ、運用が不安定になります - ツール選定を誤ると複雑化
高機能すぎるツールは小規模サロンに負担となる場合があります。目的と規模を基準に選ぶ姿勢が重要です
失敗しない選び方のポイント
これまで私は1500社以上の、LINEと連携できる予約システムを利用するサロンを見てきました。
そのほとんどが、高い月額利用料と初期費用を払い、活用できずに解約するケースです。
そのため、下記のポイントを把握したうえで、サロンに合ったLINE予約システムを利用ください。

まずは低コストで、シンプルな設計の予約システムを活用しましょう。サロン規模が大きくなるにつれて、多機能な予約システムに乗り換えをおすすめします。
低コストの予約システム+新規集客(広告やMEO対策)といった施策に投資を考えるのが、勝ちパターンといえます
- サロン規模で選ぶ
個人サロンは操作性重視。多店舗は一元管理機能を重視します - 自動配信の有無
リピート対策を行うならステップ配信やタグ管理が重要です - 顧客管理機能
来店履歴やカルテ管理と連動できるか確認が必要です - 既存システムとの連携
POSや決済システムとの互換性も必ずチェックします
導入前に知っておきたいポイントは
こちらで詳しく解説しています。
・予約システム導入の失敗例
・失敗しない無料予約システムの選び方
導入までの流れ
まずはLINE公式アカウントを開設します。
既にアカウントをお持ちの場合は、運用設計を前提に再設計を行います。
ここでは単なる開設ではなく、
「集客導線として使える状態」に整えることが重要です。
・プロフィール最適化
・あいさつメッセージ設定
・リッチメニュー設計
・基本情報の統一
この土台が弱いと、その後の自動化設計が機能しません。
最初に基盤を整えます。
次に、LINEと連携可能な予約システムを選定します。
重要なのは
「自動化できるかどうか」です。
選定基準は以下です。
・LINE連携可能
・自動リマインド機能
・顧客データ管理
・ステップ配信連動
・タグ管理
サロンの規模や運営体制に合わせ、
最適なツールを選びます。
ここを間違えると、後からやり直しになります。
ここが最重要ステップです。
来店前・来店後・未再来・休眠顧客へ
自動でメッセージが届く仕組みを構築します。
例
・予約直後 → 来店前リマインド
・来店翌日 → サンクスメッセージ
・30日後 → 再来促進
・90日未予約 → 掘り起こし
人が動かなくても集客が回る状態を作ります。
これが「自動化」の本質です。
設計後は必ずテストを行います。
・予約導線はスムーズか
・自動配信は正しく届くか
・タグは適切に付与されているか
・予約完了までの離脱はないか
問題があれば即修正します。
仕組みは「作ること」より「整えること」が重要です。
最後に、既存顧客へLINE登録を促します。
告知方法例
・店内POP設置
・QRコード配布
・会計時の声掛け
・Instagramストーリーズ
・予約完了メールで案内
伝え方が重要です。
「予約が便利になります」
「限定情報を配信します」
「クーポンをお届けします」
など、メリットを明確に伝えます。
既存顧客の移行が進めば、
広告依存からの脱却が始まります。
導入後は登録導線の強化が重要です。店内POPやInstagramプロフィールへの導線設置が効果的です。
美容サロン向けLINE予約システムでよくある質問(FAQ)
LINEの予約システムの手数料はいくらですか?
LINEの公式予約機能「LINEで予約」自体は、予約手数料が無料です。ただし、連携する外部の予約管理システム(Square予約、リピッテなど)を利用する場合、月額費用(数千円〜)や事前決済手数料(売上の3〜5%程度)がかかるのが一般的です
LINE予約の費用内訳(相場)
- LINEで予約機能: 無料
- 連携システム月額費: 無料〜10,000円前後
- 事前決済手数料: 3〜5%程度
導入パターンによる違い
- 「LINEで予約」を直接利用
手数料0円。公式アカウント機能のみ - 外部システム(リピッテ等)連携
月額2,000円〜10,000円程度。予約件数・管理機能が無制限になる場合が多い - STORES予約連携
無料プラン〜有料プラン(19,690円〜)
自社の予約件数に合わせて、連携するシステムのプランを選ぶのがおすすめです。
LINEの予約システムはいくらですか?
LINEの予約システム(LINE公式アカウント連携)は、無料〜月額数千円程度で導入可能です。LINE公式アカウント(フリープラン)を使えば無料で始められ、より便利な専用予約ツール(予約onライン、リピッテなど)は月額1,000円〜10,000円程度が相場です
LINE予約システムの費用相場
- 初期費用
0円〜50,000円(無料のツールも多い) - 月額費用:
- 0円〜
LINE公式アカウントのみ(チャットで予約受付) - 約1,000円〜3,000円
小規模店舗向け(リピッテ、ペライチなど) - 約3,000円〜10,000円
高機能ツール(予約onライン、RE:REなど)
- 0円〜
費用内訳
- LINE公式アカウント費
フリープラン(無料)〜有料プラン(ライト5,000円、スタンダード15,000円〜) - 外部予約システム費
カレンダー管理や自動応答機能(月額3,000円〜) - オプション費
決済手数料(売上の3〜5%程度)
まずはお試しでLINE公式アカウントの「メニュー機能」を使い、自動化が必要なら専用ツールを追加するのがおすすめです
LINEの予約システムは完全無料ですか?
LINEの予約システムは完全無料ではなく、無料プランがあるものの制限付きです。LINE公式アカウント自体の「LINEで予約」機能や一部の外部連携システム(Square予約など)は無料で使えますが、件数制限や機能制限があり、本格運用には有料契約や決済手数料が必要です
無料運用のポイントと注意点
- 無料の範囲
基本的な予約受付、通知機能は無料プランで利用可能なものが多いです - 制限内容
無料版では「月間予約件数に上限がある」「スタッフ指名ができない」「事前決済が不可」などの制限が一般的 - LINE公式アカウントのコスト
メッセージ配信数(友だち数)が増えると、プラン料金が発生する可能性があります - おすすめ
小規模店舗や個人事業主は無料プランから始め、店舗規模に合わせて有料への移行を検討するのが最適です
無料の範囲でまず試したい場合は、「Square予約」や「STORES予約」などを利用し、必要に応じて有料プランにアップグレードするのが現実的です
LINEとLINE Worksはどう使い分ければよいですか?
LINEは「プライベート」、LINE Worksは「業務」と明確に使い分けるのが鉄則です。LINEは個人の電話番号で誰とでも繋がれる無料アプリですが、セキュリティリスクがあるため業務利用は避けるべきです。一方、LINE Worksは会社が管理する「ビジネス版LINE」であり、スタンプや既読機能を備えつつ、安全な業務コミュニケーションを実現します
使い分けのポイント
- LINE (個人利用)
友人・家族との連絡、趣味のグループ、プライベートな相談 - LINE Works (業務利用)
社内のチャット・掲示板、カレンダー・アンケート、社外とのセキュアなやり取り、顧客管理
主な違い
- セキュリティ
LINE Worksは管理者機能が充実し、退職者のデータ持ち出しを防ぐ - 管理体制
LINE Worksは会社が社員のアカウントを一括管理する - 機能
LINE Worksはノートの共同編集や外部連携機能などが充実している
「LINEの感覚で仕事も円滑に進めたい」場合に、LINE Worksが最適なツールです
Googleの予約システムは無料ですか?
Googleの予約システム(Googleカレンダーの「予約スケジュール」機能)は、個人用アカウントでも基本機能を無料で利用可能です。カレンダー上で予約枠を設定し、URLを共有して面談やレッスンの予約を直接受け付け、自動的にカレンダーへ反映できます
主な特徴と無料の範囲は以下の通りです
- 無料の「予約スケジュール」機能
顧客がWeb上で空き時間を確認し、予約・キャンセル・予約者の確認が自動で可能 - 無料版の制限
複数の予約メニューや、高度なリマインダー機能はGoogle Workspace(有料版)が必要な場合がある - 活用例
カウンセリング、個別相談、オンラインレッスンなどの個人事業主・小規模ビジネス向け - Googleで予約
美容室や飲食店の予約を検索結果に表示する「Googleで予約」自体は無料だが、連携する予約システム(外部サービス)の契約・費用が必要
本格的な機能(複数メニュー・事前決済など)を無料で利用したい場合は、Square予約などの外部システムを連携することも検討できます
美容サロン向けLINE予約システムまとめ
LINE予約は単なる予約管理ツールではありません。
「予約導線」「顧客接点」「リピート設計」を同時に構築できる仕組みです。
サロン規模と運用目的を整理し、自社に合ったツールを選定してください。
仕組み化できれば、売上は安定します。